MUSEUM x YASSAN

多様なアートプロジェクトに参画しました.
基本的には、現地とかかわることによって生まれる「作品の地域性」に着目したコンセプトに基づいて制作しています.

ナイジェル・ホール氏の作品コンセプトをGPSアートで再現

展示会場 東京都現代美術館

東京都現代美術館の収蔵作品であるナイジェル・ホール氏の彫刻“無名の土地への入り口”のコンセプト「無名の土地へ入り込んだことによる不安感と、心象的にさまよった軌跡」を、展示会場の周辺地域にGPSアートで再現しました.
テキストベースのガイドマップを制作し、作品脇に設置.来訪者はガイドマップに従い、作品コンセプト(見知らぬ土地をテキストベースの地図だけでさまよい、同様の不安感)を体感できる仕組みとしました.

※ 浜本信行氏との共同制作.
※ ナイジェル・ホール氏公認の作品.

無名の土地への入り口への入り口
無名の土地への入り口

関連イベントとして「ワークショップ」「アーティストトーク」を実施.
GPSアートの啓蒙に努めました.

世界最大のスポーツイベント会場に描いた疫病退散祈念

展示会場 AOYAMA STUDIO

2020年9月に実施した、明治外苑隣接するギャラリースペース AOYAMA STUDIO での展示.会場内に指示書をパネル展示しました.
来場者はパネルを撮影し、そこに書かれた内容に従ってギャラリー外を回遊すると、GPSアートを描くことができました.

指示に従って回遊すること約1時間半.当時世界的な疫病がきっかけで延期した東京オリンピックのメイン会場・新国立スタジアムを目に見立てたアマビエ(疫病退散のシンボル)が完成しました.

オリンピックスタジアムに描いたアマビエ
AOYAMASTUDIOの指示書

スパイラルに展示したスパイラル

展示会場 スパイラル

青山の総合文化施設”スパイラル”を中心にスパイラル(らせん)をGPSアートで描きました.

スパイラルのスパイラル

ライブ会場に描いたライブGPSアート

展示会場 SONICART(幕張メッセ)

幕張で開催された音楽フェス SUMMER SONIC の会場内アートスペース SONICART で描いた、GPSアートのライブドローイング.
会期中にメイン会場の幕張メッセを出発し、東京湾を一周.制作の様子はインターネット中継し、イベント会場内特設モニターからも視聴できました.

SONICART

池袋の東西問題を提起

展示会場 美術画廊

東京都内でも有数のターミナル・池袋駅.当駅に入居する店舗は「東口に西武百貨店」「西口に東武百貨店」.紛らわしい東西問題にかけ、「東口に”西”」「西口に”東”アートで描きました.
また、作品は百貨店に入居するアートギャラリーに展示しました.

東に西で西に東