「GPSアートはサイトスペシフィックアートであるべき」とのポリシーに基づき、当初から一貫して場所性にこだわった制作を続けています．
GPSアートの地域性に着目し、地域PRと結びついた活動もしています．
原寸大の”チーバくん”
千葉県のマスコットキャラクター「チーバくん」は、千葉県の地形がモチーフになって生まれました．
そのコンセプトを再現するため、実際に千葉県を県境沿いにランニングと自転車で一周．全長676.5kmのGPSアートが完成しました．
※ エプソンさま、千葉県庁さまのご協力により実現．
原寸大の”いけふくろう”
池袋のある東京都豊島区の地形は「羽を広げたふくろう」に似ているといわれることから、池袋周辺にはふくろうの彫刻が多く見られます．また、豊島区のマスコットキャラクター”としまくん”も、ふくろうがモチーフとなっています．
実際に豊島区の区境を一周し、原寸大の“ふくろう”を制作しました．
※ 「新池袋モンパルナスまちかど回遊美術館」へ出品．
地域にゆかりのあるキャラクターを描く
地域のPRを目的として生まれたキャラクター（ゆるキャラ）を、地元に描くシリーズを発表しています．
また、実制作だけでなく、地域住民と一緒に描くワークショップやコース公開を通して、地域PRの後押しもしています．
※ 右の作品は、アゼリーアカデミアのワークショップで制作した、江戸川区浴場協会のキャラクター”お湯の富士”．
地域にゆかりのあるモチーフを描く
新たな観光資源として、また地域PRとして、その地域の名物・名産品・地名等を描いています．
コースは自身で運営するコース公開サイト gpsart.info で広く公開しています．実際に愛好家が現地に訪問し、GPSアートを描いています．
下記の作品は、愛好家に描いていただけた一例です．モチーフを見て、どこで描かれたか当ててみましょう．
※ 右の作品は、京都マラソンGPSアートコンクールのために埼玉県嵐山町に描いた「京都嵐山」．コロナ禍の行動制限により遠方の京都を想い制作しました．
